塾なし中学受験へのチャレンジ 2025年!

次男の中学受験(2025年)の体験記、習い事や長男の受験や中学生活のことなども綴っていきます。

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長男の受験⑳ 受験後の親の思い、親が学んだこと

 

 

長男の受験も⑳まできました!!

勝手にシリーズ化してますが、

今回が最終回です^^

 

 

hahax.hatenablog.com

 

 

 

わが家の受験って、

一生懸命中学受験に関わっている方からみると、

『小5から塾行って、

親もほどほどに関わり、

志望校変更して、

行けるところに進学した受験』

と、いろいろつっこみどころ満載な受験なのかもしれません。

 

 

そんな全力伴走しなかった(できなかった)私でも、

受験後、時々思っていたのは、

「B校を諦めたのはよかったのか」

※B校=当初目標にしていた御三家校です。

 

 

長男に聞くと、

あの頃はB校行きたかったと思ってたよ、

でもA校(進学した学校)で今はよかったよ

と言います。

 

もう、この言葉でよかったと思っていい、

そういうことでしょうか。

 

 

では、

もう少し早くから通塾したほうがよかったのでしょうか。

 

私たち親二人とも、答えはNOです。

 

B校の問題が解けるには、

通塾期間ではない(あくまで長男の場合です)と断言できるからです。

課題だったのは、

精神年齢や勉強に向き合う姿勢だと思うから。

 

良い点数が取れたり、解ける楽しさというゲーム的要素で受験勉強を順調に進めていたけれど、難しい問題や、特に入試問題になったときに途端に結果として出てきました。

 

難しい問題を前にすると、

点数が取れない、難しくて解けない問題が増え、

負のスパイラルに入ってしまったように、

やる気も失っていたように思います。

 

 

ただ、次男との家庭学習で予習シリーズなどをみていると、5年生からいきなりの通塾(公文以外何もしていなかった!)で長男がどれだけ大変だったか分かって、申し訳ない気持ちにはなります。

(当時はそれすら理解していなかったのです)

 

 

きっと少し4年生で習うカリキュラムくらい家でフォローしてあげていれば、

もしくは4年生から通塾していれば、

少なくとも精神的なつらさは感じずに済んだかもしれません。

 

でも、それとB校に届いたかは、別問題なのだと思っています。

 

 

もっと親が受験に関わって、勉強内容もみてあげるべきだったのか

それができないなら個別指導などに頼るべきだったのか

 

ここに私は答えをもっていません。

夫ははっきりとNOと言うと思いますが。

 

私はそうしていたらB校に行けたかもとも

と、いまだに思います。

でもそうしたらよかった、とも今は思わないのです。

(かつての私はそうすべきでしょ、今からでも遅くないなど、もやもや考えていました)

 

hahax.hatenablog.com

 

 

5年生は家で教えたりなどはあまりなく、

宿題を確認したり、模試の結果で何ができていないのか程度をみていました。

それでも模試の結果に振り回されたり、

持ってかえってくるプリントの整理だったり、

けっこう大変だったと記憶しています。

 

6年生の1学期からしばらくは、かなり関わってみていましたが、ちょっと順調に自分で学習ができてるなと思うと手を離していました。

自分で取り組むことが大事だと思っていたから。

 

確認テストや模試の前に振り返りの勉強なんて、一緒にしてあげたことなかった、、

塾の宿題でカバーされているんだろうなぁくらいに思っていました。

テストの結果をみて、あぁ、ここが出来てないんだなと確認することはしていましたが。

本当は親がやるべきことが違ったのかな、、

 

でも、2~3年間継続して伴走しつづけるって、

親の方が無理だっただろうなとも思います。

そして私の性格上、もっと感情的になって

親子関係こじれていた可能性だってあるとすら思います。

 

 

今、進学したA校で、好きなことをやって、

部活もがんばって、オタク仲間もいて、クラスでも楽しそうで、制限された中学生活であっても満喫した長男をみると、

「A校が彼に合っていたのだ」

と思います。

 

 

そして、反抗期で親の言うことも全く聞かず、

勉強もせず深海魚になりかけた中1終わり~中2、自分で勉強の仕方を考えとりくめるようになった中3と、いろんなことがありましたが、

親の関わり方としては間違っていなかったかなと思っています。

 

中3修了式では3年連続、皆勤賞と成績優秀賞の表彰も受け、

あっという間に3年経ってしまったけれど、

いつのまにかしっかりしていたんだなと感動しました。

 

 

私はとにかく、「勉強に関することで叱らない、怒らない」

「ひたすら待つ、応援する」

という姿勢で耐えました笑

結果、反抗期が落ち着いた今、

言いたいことはお互い言い合える、相手の言うことを聴くという良い関係になっています。

 

 

長男自身が失敗を受け止め、本気で「やばい」と感じ、

先生や友達からの影響を受けたりして、

自分でつかみとってきました。

いつのまにか、

リュックの奥にぐちゃぐちゃになっていたプリントはなくなり、

教科毎にきちんとファイリングされるようになっているのです。

 

小6のとき幼かった彼の精神年齢も、

言うこと考えていることが少しずつ年相応になってきたように思います。

(それでも弟と遊んでいるときは小学生にみえます笑)

 

 

それもこれも全て、この3年間の成長は、

 

ゆっくり成長する男子を育ててくれるプロの先生方がそろったA校だからだ!

 

と今は思っています。

 

なので、我が家の中学受験はこれでよかったのです‼︎

 

 

どんな受験の後も、

その子の人生続いていきます。

受験が終わったときに、

どんな結果であれ、

「中学受験、がんばってよかったね」

そう親子で言えることが大事なんではないかと思います。

 

そうすることで、私立であれ公立であれ、

第〇志望校であれ、

進学した先がいちばんよかった学校だねって言える。

 

停滞する時期があっても、ぐんと伸びる時期もくる。

他の子と比較するのはやめよう、

できてないことを責めるのはぜったいやめよう

 

これが私のこの5年間でも学んだことです。

 

この先、次男の中学受験、長男の大学受験と続きますが、

”親はいつでもどんなときでも応援団でいよう”

今はそんな気持ちです。

 

 

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