小学校で募金活動ってありますよね。
毎年これまでもありましたが、いつも募金先はユニセフ。
寄付金の使い方を一緒にみて、自分のお小遣いから出せる額に、私がその同額を足して持たせていました。
金額が決まってないから難しい、、
長男のときから、だいたい50円~100円でした。
なので私が足して100円~200円を持っていっていました。
次男も同じでした。これまでは。
でも、今年。
「能登で地震があったから、今年は赤十字に寄付するんだって。全額が地震で困っているところにお金が使われるって」
と、持って帰ってきました。
真剣にパンフレットと自分のお財布を見ながら考え込む次男。
5年生になって、テレビや新聞からの情報であっても、自分だったら・・を想像できるようになったようです。
金曜日から悩んでいたので、
日曜日までに決めたらいいんじゃないとだけ声をかけました。
結果・・・
「20円、募金手伝ってくれる?」
って。
どういうことかと思ったら、、、
「777円、募金したいんだけど20円足りないんだ」
小銭が足りなかったようで笑
きっちり777円にしたいと。
それにしても、お財布に950円くらいしか入っていないのに、
そんなに??
それにもびっくりだし、
777の数字にこだわるのも可愛いやら可笑しいやら。
でも、それが次男の出した答えでした。
能登半島地震で悲しい思いをした人たちが、
これから良いことがたくさんありますようにという願い。(それがラッキーセブンで777ってことなんだそうです笑)
そして自分のお金の大半なんだけど、
今は自分がすぐ必要なものはない、貯金もある(お年玉はいつも貯金しています)、
だからお財布の中が少なくなってもすぐに困ることはない。
この気持ちの尊さに、感動してしまいました。
正直、親はなにもお金教育できていないんですが、、
この本は本棚に置いていました ↓↓
お金の教育って難しい。私は両親から「お金のことは子どもはしらなくていい」と言われてきたので、大人になって自分で稼ぐようになってから理解したことがたくさんありました。小さい頃はお金の話をするのは卑しいとすら、なんとなく感じていたほどです。
正しい「思い」や、正しい「願い」を持ったお金との接し方
って、私ではうまく教えられませんでした。
そこで本に頼ってみたわけですが、間違ってなかったようです。
私も見習いたいほどのピュアの心に触れたひと時でした。
そして今回のことをきっかけに、すこしずつ世界に目を向けられるといいなと思ったのでした。
小学生にとって、ユニセフは遠かった・・世界で困っている子どもたちはメディアで知っても小学生にとっては現実味がなかなかわかない、、
能登地震に思いを馳せることができたのであれば、学ぶ機会があれば少し世界にも目が向けられかもしれません。
長男は春休みにはじめて東南アジアへ短期語学留学に行きます。
カリキュラムの中ではスラム街にも行く予定もあり、日本とは違う世界を知って感じてくることもあるかなと、、不安もありますが送り出します。
これからの世界を担っていく子どもたち。
たくさんの経験(いいことも嫌なこともいろいろあるだろうけど)を元に、他者を思う心が育ってほしいなと心から願っています^^
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