塾なし中学受験へのチャレンジ 2025年!

次男の中学受験(2025年)の体験記、習い事や長男の受験や中学生活のことなども綴っていきます。

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実用性ゼロの習い事で得られるもの

    

プロになるわけでもないのに、

どうしてずっとピアノ続けてるんだろう???

長男をみていて、たまにふと思います。

 

ピアノって途中で辞めちゃう人多いけど、

なんでだろう??

周りでも小学生ではけっこう習っている子多いけど。

 

 

中3の長男、高校生になっても、

週1回のレッスンは全く辞める気はなさそう。

 

むしろ弾いてみたい曲は次々にあるようで・・

練習時間が全く追いついていない現状。

 

 

長男が今練習中の曲、

 

ベートーヴェンのテンペスト第3楽章↓


www.youtube.com

 

テンペストって、嵐という意味だそうで、

曲を聞くとその激しさがよく分かります。

特に第3楽章は、ほぼ最後までノンストップです。

 

切なくなる旋律で、私は辻井伸行さんの演奏が一番好きです。

 

 

これを1から譜読みして練習していくには膨大な時間がかかります。

11月頃から練習をはじめた長男、

ようやく通してなんとか弾けるまでになりました。

 

でも、ここからが長いのです。

まずテンポアップ。

ゆっくり弾いていても、嵐のようには感じられません。

 

ある程度テンポアップできても、ただ早い曲というだけでは

あの美しさは感じられません。

 

一番大変そうで楽しそうなのが、曲を作っていく時間。

レッスンでも表現の仕方や曲想について教えてもらえますが、長男の曲は、自分自身で作っていくしかありません。

いろんな人の演奏を聴き比べてみたり、

自分の演奏を録音しては直していく作業。

少し満足できる演奏になったら、

ピティナで評価受けるなど、発表の場を探します。

 

もう完全なる趣味の世界です。

 

時間がない中、よく続けていると思います。

 

 

いつも練習後に長男からコメントを求めらるけど、

素人の親ではむずかしい、、

 

でも私もいろんな動画をみて、

素人なりの感じたままのコメントしてます。

 

毎回のその期間で思うのが、

ピアノって素晴らしい習い事だなということ。

 

 

実用性で言ったら、

ゼロです!

プロを目指すわけでなかったら、

何かの役に立つわけではないし。

レッスン代だけでなく、ピアノのメンテナンスや発表会や審査の代金、衣装代などなどお金もけっこうかかります。

 

 

でも、音楽を自分で表現するということは、

何百年も前に書かれた楽譜を読み、

自分にしか弾けない音楽を作るという作業を通して、

心が豊かになるのかな

 

発表会や文化祭、

あと最近よく置いてあるストリートピアノ、

そういった人前で弾く機会は

自信になったり、心を強くしているのかな

 

そんな風に思ってみています。

ほんと素人の親の率直な気持ちです。

 

次男も、ライバルはお兄ちゃん。

3月はピティナ4回目出場でチャレンジします!

 

2人の演奏を、譜読みから完奏するまで毎回立ち会える(聴いてるだけですが笑)ことが母としてただただ嬉しく、お金も時間もかかるけど見守っています。

 

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