子どもが自分で決めるということ
当たり前のことかもれませんが、
子どもたちがだんだん大きくなってくれて
実感していることが
「本人の意思を尊重する」大切さ
小さいときは、
ママが喜ぶからとか、
パパがいいって言ったから
など、
本人の意思と関係なく選んでいたこともよく見られました。
つまり親の誘導がかなり有効だったのです。
小さいときから自分で決めさせるという
ご家庭の話もよく聞きます。
それも大事なことだとは思います。
たとえば「お菓子がどっちがいいか」とか、
「今日はどっちの公園に行くか」とか、
小さな影響のない選択は
子どもが選んだらいいと思います。
でももう少し影響が大きな選択のとき、
例えば
「今日勉強するかしないか」⇒普通の子どもならしない方になるように選ぼうとするでしょうし、
「習い事をどっちにするか」⇒そのときの気持ち、こっちが楽しそうとかで決めるでしょう。
私は判断材料をもっていない子どもに
「あなたが決めていいのよ」
「あなたが決めたことでしょ」
と自分の選択に責任を持たせることは
どうなのかなと疑問にも思っていました。
それで我が家では、
子どもたちも素直な幼いタイプであることもあって、
かなり親の意思が反映されていて、
それも自然に、
そしてそれはうまくいっていました。
本人が決めたように誘導していた面もあります。
特に長男の中学受験のときは、
かなり親の意思が反映されていたなと
ふりかえっても思います。
成長とともに変わってきたこと
そんな息子たちも、
成長とともに変化がみられてきました。
長男はもうすぐ15歳、
もちろん親ももう口出しは減っていているし、
相談されることはあっても、
自分で決めることがほとんどです。
でも次男はまだ小4
甘えっこで、いまだに気付いたら膝の上にいることもある子なんですが、
最近びっくりすることがありました。
次男は兄の影響もあって
ピアノが大好きです。
12月もピティナというグレードテストを受けるために、
2曲、本番に向けて練習していました。
練習時間は毎日30分~40分程度。
さらに3月にもグレードテストを受検予定のため、
新しい2曲を3か月で仕上げるという課題も抱えていました。
ここに、
学校の2分の1成人式で歌う
「10歳を迎える日に」
【ボカロ合唱】同声二部合唱 10歳をむかえる日に【猫村いろは】 - YouTube
この曲のピアノ伴奏のオーディションを受けたいと
言い出したのです!!
(とってもいい曲です!2分の1成人式で聞いたら感動すること間違いなしです!!)
オーディションがあるってことは、
練習しても選ばれないかもしれない、
そして
どう考えても時間が足りない、
状況を整理して、次男と話し合いましたが、
やりたいの一点張り。
ピアノの先生がやるだけやってみよう!
と言ってくださったこともあり、
次男のやる気モードはさらに加速・・
その結果・・・
1週間ほどで「10歳を迎える日に」と3月に受ける予定の2曲、合計3曲の譜読みを仕上げてしまったのです!
その代わり勉強時間は激減、、
でも、毎日1時間半~2時間ピアノに向かう次男を見ていたら、
私も何も言えません。
「自分で決めたこと」なら持っている以上の力が出せる
今回の伴奏曲、
手の大きさから言ってもかなりチャレンジングでした。
それでもあきらめずに練習する姿をみていると、
大事なのは、自分の意志で決めた「やりたい」という気持ち。
自分でやるんだと決めて、
自分でタイムスケジュールを考えて、
自分で練習に取り組む
これはピアノだけに限らず、
子どもの力を最大限引き出すには、
この気持ちが大事なんだなと学びました。
これからの受験勉強においても
忘れないようにしよう!!
と思いました。
ブログランキングに参加しています。